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あと一本追加するなら
初めてのファンドに何を買うべきかは頻繁に議論されますが、既に何本かファンドを持っている場合、次に加えるファンドをどう選ぶかについては、あまり語られていないように思います。
ビギナー投資家の方と話をする中でよく目にするのは、同様のファンドを買い足すパターン。たとえばグローバル・ソブリンのような毎月分配金型ファンドでおこづかい感覚に味をしめると、もっといい思いをしたくなり同様の外債ファンドを買い足します。あるいは、インドファンドのようなBRICs系ファンドで基準価格の急騰を経験すると、エマージングファンドでなければ物足りなくなるといった具合です。確かに、最初は少額で様子を見て、良ければ買い足すというのは一つの方法ですが、その結果、同じタイプの資産(アセット)ばかりを保有することになっては、相場の流れが変わったときに大きな痛手を被るでしょう。
もしあなたが、リスク覚悟で一定の相場にbetする(賭ける)運用スタイルを望むなら、それも一つのやり方です。しかし、分散投資のツールとしてファンドをとらえているのであれば、ポートフォリオに偏りが出ます。
そこでおススメしているのは、手持ちの資産をチェックして、まだ持っていないアセットに投資をする方法。たとえば日本株の個別株投資をしつつ、投資信託はBRICs一辺倒という人は、外債ファンドを少々加えるといいでしょう。反対に、個人向け国債や定額型個人年金、毎月分配型の外債ファンドがほとんどを占めている場合には、これ以上債券を買うのはやめて、日本株や海外株、不動産(REIT)を加えてみるとバランスが整います。
より上級を目指すなら、外貨の種類までこだわりましょう。最近は高金利通貨ということでオーストラリアドルやニュージーランドドルが人気ですが、外貨預金や高格付けの外国債券、毎月分配型ファンドなど入り口は違っていても、最終的にオセアニア地域に集中して投資しているというケースが少なくありません。表面的な商品カテゴリーではなく、どの地域のどういうアセットに投資しているのかまでチェックして、バランスよく配分するのが、リスクを抑える賢い運用法です。
さあ、以下の表で、あなたの資産を再チェック。次に買うべきファンドはどんな種類になりましたか?
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株式会社プラチナ・コンシェルジュ 代表取締役/生活経済ジャーナリスト/CFP®
和泉 昭子
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横浜国立大学卒業後、出版社・放送局を経て、フリーのキャスターに転身。 NHKを中心に、ニュース・情報番組を担当。 95年CFP®(ファイナンシャル・プランナー上級資格)取得後、現職へ。現在は、メディア出演や講演活動、個人相談などを通じて、マネー&キャリアの情報を発信。
・テレビ、ラジオのコメンテータ ・新聞、雑誌、書籍の執筆、監修 ・企業、労働組合、金融機関、地方公共団体などが主催する 他、講演、セミナー、パネルディスカッション、研修など多数 |
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本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。 |
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