投資信託なら投信スーパーセンター!
詳細検索
投資信託の投信スーパーセンター HOME
>
マーケット情報
>
週刊!プロのお知恵拝借
> プロフィールとコラム一覧
この商品を買った人は・・
2007年4月16日
通販サイトのAmazonで買い物をすると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という案内が出てきます。ネットならではのシステム力で、購入者の趣味嗜好を瞬時に分析し、似たカテゴリーの商品をひっぱってくるのでしょう。
確かに人それぞれ「選考」というものがあって、男性のネクタイ選びを見ていても、傍からはほとんど同じに見えるのに、何本も同じようなものを選ぶクセというのがあるようです。
投資行動にも、同様の傾向が現れています。新生銀行のメールマガジンに、「このファンドを買った人はこんなファンドも買っています」という案内を見つけました。流行のBRICs諸国に投資するファンドをとりあげ、このファンドを購入した投資家が、他にどんなファンドを買っているかを紹介する内容です。
それによると、1位がインド、2位:ブラジル、3位:毎月分配型外債、4位:中国、5位:ロシアと続きます。3位以外は、まさにBRICsの単品買い。短期間で大きな利益を得る可能性がある(その代わり急落のリスクもある)エマージング国の投資に味をしめた人たちが、似たようなファンドを何本も重複して買っている姿が浮かび上がってきます。
同様に、毎月お小遣いをもらえることに気をよくした人たちが、何本もの外債ファンドに重複投資している風景もよく見かけます。
しかしこの現象を食事にたとえると、ラーメンとご飯、うどんとおにぎりをセットで注文しているようなもの。お手軽な組み合わせとしてはありがちで、お腹がいっぱいになる人気メニューですが、見た目や味は違っても、中身はほとんど炭水化物。長く続けると生活習慣病にもなりかねません。
投資でこれをやると、急落の際のパニックにつながります。たとえば市場自体が未成熟で、投機マネーの影響を受けやすい新興国に資金を集中しすぎると、本来、長期投資で十分利益を得られるケースに、下落途中でガマンしきれず、一番損な状態で手放すことにもなりかねません。
投資信託の最大の魅力は、分散によるリスクのコントロール。健康のために肉や野菜を合わせてとることが必要なように、REITやコモディティなど、違った値動きをするアセット(資産の種類)も、投資信託で上手に取り入れておきましょう。
株式会社プラチナ・コンシェルジュ 代表取締役/生活経済ジャーナリスト/CFP®
和泉 昭子
プロフィールとコラム一覧
横浜国立大学卒業後、出版社・放送局を経て、フリーのキャスターに転身。 NHKを中心に、ニュース・情報番組を担当。
95年CFP®(ファイナンシャル・プランナー上級資格)取得後、現職へ。現在は、メディア出演や講演活動、個人相談などを通じて、マネー&キャリアの情報を発信。
・テレビ、ラジオのコメンテータ
・新聞、雑誌、書籍の執筆、監修
・企業、労働組合、金融機関、地方公共団体などが主催する
他、講演、セミナー、パネルディスカッション、研修など多数
※
本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。