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外貨のウエイトを見直そう!
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今年は暦の並びが良かったせいか、年末年始を海外で過ごされた方人が多かったようですね。でも、現地での食事や買い物が、以前に比べてずいぶん高くつくと感じたのは、私だけではないでしょう。昨年香港へ出かけたときも、ショッピング好きの私たちが、おサイフ一つ買わずに帰ってきたのを覚えています。それもそのはず。ここのところ、ウォンや香港ドルに対する円の価値が、下がり続けているのです。
最近よく見る「値上げ」のニュースも、原油や資源高に加えて、円安の影響が少なくないでしょう。海外旅行で「強い円」にモノを言わせ、エステやブランドショップ巡りを楽しむというのは過去の話、今や中国やロシアの人たちが買い物天国ニッポンにやってくるご時勢になりつつあるのです。
アジアに対してだけではありません。(サブプライム問題で経済が落ち込んでいる米ドルに対しては急ピッチな円高が進んでいますが)ユーロや資源国である豪ドルやカナダドルに対しても、ここ2~3年円は安くなる傾向にあります。ユーロの参加国は今年、13カ国から15カ国へと拡大、アフリカでも、ユーロのような単一通貨圏の構想が進んでいると聞きます。
日本は国民一人当たりの名目国内総生産(GDP)が、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中18位に転落。世界に占めるGDPのシェアも9.1%と、80年以降最低水準まで落ち込んでいます。このままでは日本だけが取り残されてしまうのではと、悲観的な気持ちにならざるを得ません。
国際分散投資を行う際、一般的に、自分の国の資産ウエイトが非常に大きくなる「ホームバイアス」が生じると言われています。これは、将来使うのと同じ通貨で資産を持つのが安全であるとか、海外に比べて国内の情報のほうが手に入れやすいといったことがベースにあるようです。しかし、グローバル社会の、前述のような状況を考慮すれば、円資産のウエイトはこれまでより下げておいたほうが、将来の購買力は高まるような気がします。
というわけで、私は引き続き日本株のウエイトを下げ、アジアや中東・アフリカなどのウエイトを高めようかと検討中。貴方は円中心のままで、大丈夫ですか?
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株式会社プラチナ・コンシェルジュ 代表取締役/生活経済ジャーナリスト/CFP®
和泉 昭子
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横浜国立大学卒業後、出版社・放送局を経て、フリーのキャスターに転身。 NHKを中心に、ニュース・情報番組を担当。 95年CFP®(ファイナンシャル・プランナー上級資格)取得後、現職へ。現在は、メディア出演や講演活動、個人相談などを通じて、マネー&キャリアの情報を発信。
・テレビ、ラジオのコメンテータ ・新聞、雑誌、書籍の執筆、監修 ・企業、労働組合、金融機関、地方公共団体などが主催する 他、講演、セミナー、パネルディスカッション、研修など多数 |
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本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。 |
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