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中身で勝負!
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数ある投資信託の中から、あなたは何を基準に投資信託を選びますか?
人気や運用対象、分配金の受取り方、純資産の大きさ・・・もちろん、様々な観点から商品を確認することは欠かせませんが、今回はその一つ、運用成果の基準としての「シャープレシオ」について簡単に説明しましょう。
投資信託のパフォーマンス(運用成果)評価には、同類のものを並べて比較するユニバース比較や、ベンチマークと比べてどれだけの成果をあげることが出来たのかを見るベンチマーク比較など、リターンのみで評価する方法もありますが、シャープレシオは、同じリターンでもどれだけ中身のある運用を行っているのかを見るもので、評価方法として重視されています。
例えば日本株に投資するA投資信託とB投資信託があり、それぞれに100万円投資して、どちらも5万円の収益があった場合のリターンはどちらも5%です。結果を見るとどちらも5%のリターンなのですが、A投資信託はリスク10%、B投資信託はリスク40%だとすると、どちらが優れた投資信託と評価することができますか?
A投資信託は10%のリスクに対して5%のリターンですが、B投資信託は40%のリスクに対して5%のリターンなので、A投資信託の方が少ないリスクで一定のリターンを得ることができたと考えられます。このように、リスクとリターンのバランスを図り、異なる商品を運用効率の面から比較する手段がシャープレシオなのです。
シャープレシオは、次の計算式によって求めます。
※ 無リスク資産のリターンは預貯金などのように、リスクをとらなくても一定の収益があるものをいいます。
先ほどのAとBの投資信託のシャープレシオを計算すると(無リスク資産ゼロとする)、A投資信託は「5%/10%=0.5」、B投資信託は「5%/40%=0.125」となり、A投資信託の方が効率よく運用できていたので、シャープレシオの数値は大きい方がより効率の良い投資信託、ということができるのです。
1万円で同じメニューのフルコースを食べたとしても、シェフの腕前によっては満足度(香り、味、見栄え)は異なってくるのです。株式や債券、為替相場という、いわば「生もの」に投資をする投資信託は、情勢や需給バランスに応じて動きがあって当然です。リスクに見合ったリターンを得ることができているのか、投資信託を中身からも覗いてみることで、より投資が身近になってくることでしょう。
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株式会社ノースアイランド 代表取締役/CFP®/税理士
嶋 敬介
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| 1957年 大阪府出身。関西学院大学大学院修了。日本におけるFP業務の定着を目指し、株式会社ノースアイランドを設立。2004 年セミナールームと相談ルームを併設したFPサロン「MoneyC@fe(マネーカフェ)」を東京・丸の内、大阪・堂島に同時オープン。現在、名古屋他FC にて支店を展開中。また、2006年8月には米国にも支店を設立。昨今は企業の福利厚生、金融商品の企画・開発にも数多く関わり、購買代理としての地位を確立している。 |
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本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。 |
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