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自分に合った投資信託を見つけよう!(2)運用方法別
サブプライムローン問題の影響は日本においても非常に大きく、個人投資家の慎重姿勢は最近になって和らいできたものの、投資信託への資金流入が本格的に回復したとはいえません。こうした現状は、「貯蓄から投資へ」という環境の下で、勢いに流されるのではなく、投資家自身が確固たる投資方針に基づいて行動するように警鐘を鳴らしているとも考えられます。
投資信託を購入する際には、投資対象だけでなく運用方法も注目することが重要です。目論見書には、「ベンチマーク」という言葉がありますが、これはファンドを運用する際に目標とする指標のことです。主なベンチマークは以下の通りです。

さらに、このベンチマークの捉え方についても、パッシブ運用とアクティブ運用という方法があります。
パッシブとは「消極的な・受動的な」と訳され、目標とするベンチマークの動きに連動した値動きを目指す運用です。代表的な商品がインデックスファンドです。例えば、日経225インデックスファンドは、代表的な株価指数である日経平均株価をベンチマークとし、日経平均株価と同様の動きをすることを目指します。インデックスファンドの場合、自動的に銘柄の組入比率を調整するシステム運用が行われ、銘柄分析や投資方針の変更に伴う費用が少ないので、低コストで投資できます。また、日常よく耳にする指数を確認することによって自分のファンドの動きも分かり易いというメリットがあります。ただし、ベンチマーク以上に運用実績があがらないので、市場の動き以上の利益を期待できません。
アクティブ運用とは、市場平均を上回る収益を得るために、積極的に銘柄選択や売買のタイミングを狙う運用方法です。目標とするベンチマークをもつファンドもありますが、パッシブ運用と違って、ベンチマークを上回る運用を目指すので、ファンドマネージャーの手腕が問われます。経済状況の分析、優良銘柄の選別や組入比率決定のためには、豊富な情報と専門知識、分析力を必要とします。その費用が比較的高いので、アクティブ運用のファンドは一般的に手数料が高めです。プロが運用するのだから、高い手数料に見合った運用成果を挙げてもらいところですが、手数料分を納得できる運用ができているファンドは余り多くありません。そこに運用の厳しさと相場見通しの困難さがあり、投資家は、信頼できるファンドマネージャーや運用会社を見つける努力が必要です。
販売用資料には、その性格上、魅力的なネーミングがついていますが、どんな運用方法であるかを研究した上で、自分の投資方針や今後の相場観にあった投信かどうかなどをよく見極める投資家としての判断力が求められています。
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株式会社FPインテリジェンス 代表取締役/CFP®/税理士
白根 壽晴
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| 1954年東京都生まれ。77年早稲田大学法学部を卒業後、住友電気工業㈱を経て83年に税理士登録。資産運用アドバイスに強いファイナンシャルプランナーとして定評がある。「定年後のお金 全疑問45」(東京書籍)や「会社にも自分にももっとお金を残す本」(かんき出版)など著書も多数出版。全国の大学、金融機関などで分かり易い講演を行なっている。現在、日本ファイナンシャルプランナーズ協会専務理事としてマネー教育の普及にも努めている。 |
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本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。 |
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