|
|

投信ビギナーは「パッチテスト」で体質チェック
投信ビギナーの方で、「投資信託を買ってみようかな」と考えているのに、なかなか始められない方もいるでしょう。そんな方は、まずは少額で投資信託を買ってみて、「体質」を確認してみてはいかがでしょう。
投信パッチテスト
「よくわからない商品には手を出さない」が投資のキホンですが、理解しなければいけないのは商品だけではありません。パンフレットやサイトの説明、目論見書を読んで商品の特徴などは理解できるかもしれませんが、投資信託はそもそも値動きのある商品なので、そうした値動きを楽しむことができるかどうか?興味を持つことができるか?といった、自分自身の心理面も、実際に買ってみないと「わからない」部分です。
そのため、まず、投資信託を少額の余裕資金で買ってみてはいかがでしょう。最近は、アルコールを分解できる体質かどうかをチェックするパッチテストが浸透してきましたが、少額で購入することで、投資信託のパッチテストをするのです。「投資信託を買ってみようかな」と考え続けながら、なかなか始められないビギナーの方も、自身の体質を見極めることができるでしょう。
1本の投資信託を「お試し」で買って、値動きを経験してみると、自分が平静でいられるかどうか、その片鱗を見ることができます。一喜一憂して仕事も手につかなくなりそうだったり、くよくよ考えすぎてしまうような人は、投資信託に限らず、値動きのある投資が根本的に向かない体質であるか、経験不足で今はまだ向かないか、いずれかの可能性があります。値動きが精神衛生を崩す可能性がある方は、無理をせず、もし投資信託を購入するにしても、比較的安定性の高いと思われるMMFや公社債投信にとどめておく方がよいでしょう。
逆に、1本買ってみたところ、値動きがあっても3年、5年で考えればいいからと、どんと構えていられて、経済ニュースに興味を持ち始めたとか、他のタイプの投資信託にも興味が沸いて「次は何を買おうかな」と調べ始めた、といった方は、パッチテストの結果は問題がないといえます。買い増しをしたり、別の投資信託を購入するなど、投資の幅を広げていっていいでしょう。
パッチテスト用の投資信託
では、ビギナーの方のパッチテスト用の投資信託は何がいいでしょう?
個人的には、やはりインデックスファンドをお勧めします。日経225やTOPIXなどの指標に連動する投資信託ですが、動きは日々のニュースで自然と耳に入りますし、値動きの理由もわかりやすいという点で、パッチテストに向くといえます。また、販売手数料がかからない「ノーロード」タイプが多いのも、その理由です。
「S&P500」のような外国のインデックス型には為替リスクがあるので、2本目以降と考えるといいでしょう。また、世界各国の株式と債券に分散投資する「グローバル・バランス型」も同様です。
「始めたいけど始められない」そんな人はパッチテストで体質を見極めるところから始めてみるといいでしょう。
 |
 |
マネーカウンセリングネットWealth共同主宰/AFP
豊田 眞弓
|
|
経営誌や経済誌のライターを経て、1995年より独立系FP。リカレントにより、2004年、早稲田大学政治経済学部卒。現在は、2001年に開設した『マネーカウンセリングネットWealth』を基盤に個人相談業務を行うほか、雑誌やサイト等への寄稿・監修、セミナー講師等で活動している。 All About(オールアバウト)「子育てにかかるお金」のガイドや、子どもと大人のマネー知識を啓発する活動にも携わる。TOKYO FM「タペストリー」Money☆InMyLife 準レギュラー出演中。 今の生活を楽しむとともに、「こころとふところのWealth」で未来を拓くことの大事さも訴える。 著書(共著):『今日からのお金持ちレシピ』(明日香出版社)、『サラリーマンの家計簿』(実業之日本社)、『マイホーム賢い人はこうして買う!』(PHP研究所) その他。 ブログを公開中 |
|
|
 |
| ※ |
本ページの掲載内容は、寄稿された執筆者の考え方や見方を紹介するものであり、当社が特定の金融商品や投資信託の個別銘柄を勧誘・推奨するものではありません。 |
|
|
|